生きた乳酸菌

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毎日摂り続けることで、腸内環境を良い方向に向けてくれる乳酸菌。
人体に有益なことで有名な細菌ですね。

インターネットでも多くのサイトが乳酸菌の素晴らしさを紹介してくれていますが、様々な情報が乱立し、何が乳酸菌の働きなのか、何が特徴なのかが分かり難くなっているようです。

生きた乳酸菌?

乳酸菌に、死んでいるとか生きているとか関係があるのでしょうか?
生きていないと効果がないのでしょうか?

乳酸菌の代表的な効果、免疫力向上については、生きていても死んでいても、その効果に変わりはありません。
実は、サプリメントなどに含まれている乳酸菌のうち、いくつかの乳酸菌には加熱殺菌処理されているものもあるのです。
代表的なものは、「フェカリス菌(EC-12)」という成分です。
このフェカリス菌は、体内にあるEC-12菌を取り出し、加熱処理して殺菌した乳酸菌です。

生きた乳酸菌は、腸内で悪玉菌の増殖を抑え、善玉菌を増殖させる働きを見せてくれます。
具体的には、乳酸や酢酸を生成し、腸内を酸性に保ってくれます。
その結果、悪玉菌と呼ばれる有害細菌の増殖が抑えられ、逆に、善玉菌と呼ばれる良い細菌が増殖します。

生きた乳酸菌はどうやって摂取できる?

「生きた乳酸菌○○配合」という商品を食べるのが一般的です。
手軽に摂取できる食品としては「発酵乳」があります。
発酵乳は、腸内でビタミンB郡を生成する働きを促進し、カルシウムの利用効率を高めます。
発酵乳は、厚生労働省の「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」によって成分規格が定められており、「無脂乳固形分8.0%以上、乳酸菌数1000万以上/ml」とされています。
厚生労働相で成分規格が定められていることで、一定の品質でなければ発酵乳とは認められません。
つまり、品質にバラツキがないと判断できます。

乳製品やサプリメントで!

生きた乳酸菌と加熱殺菌された乳酸菌。
その両方を摂取するには、サプリメントや乳製品を購入すれば解決します。
購入するときに成分表や、製品の紹介文を読めば、どんな特徴を持っているのかが一目瞭然です。
成分内容など、気になる所ではありますが、もっと大切なことは、毎日摂取を続けるという事も忘れないようにしましょう。